売買契約の内容に基づいて、売主様から買主様へお引き渡しの手続きを進めていきます。
いよいよという感じです。
残金決済は銀行ローンを利用するケースが大半のため、買主様利用の金融機関にて行われます。
買主様から売買代金の支払いがあり、売主様買主様が共同で所有権移転の登記手続きをし、物件の引渡しを受けます。
基本的に支払いと引渡しは同日ですが、売主様が買換え等の場合において、決済後に引渡し猶予期間を取る場合もあります。
思いでいっぱいの家は、新しい家族の思い出を作る場所へ変わっていくことになりました。非常に感慨深い瞬間ですね。
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物件の引渡しの流れ |
@ 引渡し前の確認
引渡し前に物件の状況や物件の境界などを立会にて行います。契約時に交わした物件状況報告書の内容と比較しながら確認します。
A 決済日当日
所有権移転に必要な書類の確認を司法書士が終えた後に、物件の残代金の支払いや諸費用の支払い手続きを金融機関が進めます。資金移動の間に、売主様から買主様へ引き継ぐ書類等の説明をいたします。
B 決済日当日2 (鍵の受け取り、書類の受け取り))
残代金や登記料、固定資産税や仲介手数料、マンションの場合には管理費等の精算が終了しましたら、不動産の鍵の引渡しを行います。引渡しの確認書等がある場合には、そちらへ署名押印をしたうえで、全ての取引が終了いたします。
@ 取引完了後
決済日より2週間程度で、司法書士事務所より不動産の書類が届きます。決済日に司法書士から説明を受けている書類です(登記識別情報)。非常に大切なものですから、大切に保管いただくようにお願いします。
また、手続き後には税務署等からの書類が送られてくることがあったりで、ご不明に感じる点が出てくることがあります。
その際には、お気軽にお連絡いただければ幸いと存じます。
住まいに関することはもとより、ファイナンシャルプランナーや不動産コンサルティングマスターという勉強もしておりますので、相続や税金等の最初の相談窓口としてもお役にたてればと思います。専門的な領域になる場合には、関係始業の方々にバトンをつなぐことになるかと思います。
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売却と購入を同時に行う場合には、買換えの手引きをどうぞ!! |
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